いろは堂です。

この記事では、あなたの主張を「理解」させ「納得」させるための
「説得力のあるコンテンツ作り」として、

読み手に「鮮明にイメージさせる」という心理テクニックについて解説します。

この心理効果を利用することで、読者は、あなたの記事にぐいぐいと引き込まれ、
まるでその場にいるような「臨場感」と「一体感」を覚えます。

そしてそこから、これ以上にないほどの「説得力」が生まれるのです。

記事を読み、ほんの少し練習するだけで格段に上達しますので、
どうぞ期待してお読みください。

読み手のイメージを刺激する心理テクニックとは?

人は、「理屈」ではなく「感情」で動く。
このことはご存知だと思います。

理屈としては間違っていても、
ついつい衝動的に反応してしまう心理というものが人間にはあり、
また、それこそが私の専門分野です。

そのため、文章を使って読み手に行動を起こさせるためには、
まず、読み手の「心」を動かす必要があるのです。

そのために有効なのが「読み手にイメージさせる」という心理テクニックです。

あなたの「言葉」をきっかけにして、
読者の頭の中に「何らかの鮮明なイメージ」を膨らませることができれば、

読者は、まるでその場にいるような臨場感を感じて、
あなたの文章に強く引き込まれ、心を揺さぶられることになります。

そしてそこから、非常に強い「説得力」が生まれるのです。

ところが、
非常に多くの方が、これと全く逆のことをしています。

真面目な人に多い勘違い。 あなたは大丈夫ですか?

これは特に、真面目な性格の人に多い勘違いなのですが、

「有益な情報を、きちんと伝えなければならない」という思いから、
理路整然とした、まるで「論文」のような文章を書いてしまうというケースが
後を絶ちません。

でも、これでは人の心は動かないのです。

……ただ、このように書くと、

まるで、「論理的に書くことがダメ」なように感じられるかもしれませんが、
そういうことではありません。

むしろ、理屈を納得するからこそ行動を起こすことができる。
これも立派な人間心理です。

では、論文のような文章がなぜダメなのか?
あなたには、その理由が分かりますか。

論文のような文章がダメな「本当の理由」が分かりますか?

論文というのは、その性格上、
書き手の主張する内容が、全ての読者に「誤差なく」「正確に」伝わるような
文章でなくてはなりません、

つまり、同じ論文を読んだAさんとBさんが、
それぞれ違ったイメージを抱いてはならないのです。

これこそが、「論文」では人の心を動かすことができない最大の理由です。

逆に、人を衝動的に突き動かすことのできる文章というのは、
もっともっと自由です。

例を挙げてみましょう。

  • 目を閉じて、「道端に咲く花」をイメージしてみてください。

いかがでしょうか?
あなたが思い浮かべた「花」は、どのような花でしたか?

タンポポでしょうか?
小さな草花でしょうか?

それとも、
歩道脇の花壇に植えられた、パンジーやマーガレットでしょうか?

また、「道端に」という言葉から、どのような場所を想像しましたか?

公園の脇の遊歩道でしたか?
それとも、いつもの駅前の路地でしたか?

このように、「道端に咲く花」という言葉だけで、
読み手は、自分の好きなように、自由自在にイメージを膨らませることができます。

これに対して、
「自由なイメージ」を徹底的につぶしていくのが、「論文」と呼ばれる文章です。
論文に要求されるのは「正確さ」であり、誤差は許されません。

「イメージを制限している」といえば分かりやすいでしょうか。

でも、人の心を動かすための文章は、それではダメなのです。

詳しく説明しすぎるのではなく、
読み手が「自由自在にイメージを広げる」ことができるような文章を書いてください。

そのための具体的な方法を、ひとつずつ解説していきます。

「五感」に訴えてイメージを刺激することで、読み手の心が動く

最初のテクニックは「五感を刺激する」という方法です。

五感とは、「視覚」「聴覚」「嗅覚」「味覚」「触覚」の5つの感覚のことです。
このうち、人間は「視覚」にもっとも影響を受けやすいことが分かっています。

このような、人間の「五感」に直接突き刺さってくるような言葉を、
文章の中に積極的に盛り込んでいきます。

例えば、真夏の猛暑の中、
あなたは、手紙を出すために外出しなければならないとします。

この時に目にした光景を、
このように表現してみたらどうなるでしょうか。

炎天下に晒された「真っ赤なポスト」が、
突き刺すような太陽の光を反射してギラギラと輝いていた。

いかがですか。

激しいコントラストと、まぶしい光のイメージが見えましたか?
真っ赤なポストが見えましたか?

ただ、よくよく考えてみると、

実際のポストって、オレンジ色か朱色だったりします。
あまり「真っ赤なポスト」というのは、現実では目にすることはありません。

そのため、実際にポストの画像を掲載した途端に、
「あれ? 想像したのと違った」と、読者の心は離れていきます。

つまり、こういった芸当は「言葉」にしかできない、ということです。

文章の中には、論理的に説明していくべき部分と、
読者を引き込むために、あえて「イメージさせる」べき部分があります。

読み手の「イメージを刺激する部分」を、意図的に文章の中に作って、
思いっきり、五感を刺激する言葉を盛り込んでみてください。

形容詞を全く使わないことで、鮮明なイメージが広がる

読み手に鮮明なイメージを与えるための、もう1つのポイントは、
「形容詞を使わない」です。

特に、「うれしい」「美しい」「おいしい」などの抽象的な形容詞は、
徹底的に取り除いてください。

こんなありふれた形容詞を使うから、文章が陳腐なものになるのです。

もし使うなら、先ほどの「五感」に突き刺さってくるような、
具体的なものだけに限るべきです。

そして、擬態語は「バンバン」使ってください。

例えば、「これは辛くておいしいカレーです」という文を、
一切「形容詞抜き」で表現すると、こうなります。

口に含んだ瞬間、ふんわりとしたフルーツの香りが鼻の奥まで広がり、
次の瞬間には、舌を突き刺すような香辛料の刺激。
トロリとした口当たりなのでグイグイと食べ進めてしまい、
汗を拭く手が止まらない、でもやめられない。 そんなカレーです。

全く形容詞を使わずに、擬態語をグイグイねじ込むと、
このような文章になります。

少なくとも、
「これは辛くて美味しいカレーです」と書くよりも
読んでいてイメージが膨らむのではないでしょうか。

この「形容詞を使わない」というテクニックは、少し練習するだけで簡単に身に付きます。

ポイントは、「形容詞」を「動詞」に変えること。
抽象的な形容詞を、具体的な動作を伴う「動詞」に変えていくことです。

先ほどの例でいえば、

  • 口に含む
  • 鼻の奥まで広がる
  • 舌を突き刺す
  • グイグイと食べ進める
  • 汗を拭く手が止まらない
  • でもやめられない

という部分です。

このような「具体的な動作」と、「五感」を刺激する表現、
そして、目に浮かぶような「擬態語」を盛り込むことで、
あなたの文章に、圧倒的な「臨場感」が生まれます。

そして、それを読んでいる読者は、
まるで一緒に体験しているような、強い「一体感」を感じてしまう。
そこから強烈な「説得力」が生まれるのです。

読み手に「臨場感」と「一体感」を与え、
あなたの文章にぐいぐい引き込む心理テクニックというのは、案外簡単なものです。

ぜひ一度、お試しください。
 

いろは堂でした。

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