いろは堂です。

同じことを何度も繰り返し伝えることで、読み手の理解度が増していき、
あなたとの信頼関係も深まっていく。

これが「単純接触効果」です。

ただ、この単純接触効果は、
安易に使うことで効果がなくなってしまったり、
かえって逆効果になってしまうケースが多いのも事実です。

正しく使えば非常に効果の高い心理原則なので、
この記事で、きちんと理解しておいてください。

単純接触効果:繰り返し接するものには、無意識のうちに好意をもつ

単純接触効果とは、
「接することが多いものには、無意識のうちに好意をもってしまう」という、
実に単純な心理原則です。

もちろんこれは、
当然のようにビジネスの世界でも広く使われています。

例えば、テレビのCMなどでも、

  • あなたとコンビに、ファミリーマート
  • 玄関あけたらサトウのゴハン
  • 痔にーは、ボラギノール
  • ぐるぐるぐるぐるグルコサミン
  • ファイト!一発!
  • たーらこー、たーらーこー

などなど、

一度思い出したが最後、
いつまでもエンドレスで頭の中を流れ続けてしまうものがたくさんあります。

もちろんこれは、
キャッチコピーそのものの秀逸さや、独特のメロディーによるものも大きいのですが、

何度も何度も聞かされて、知らないうちに頭に叩き込まれてしまったという
「単純接触効果」の働きも大きいのです。

たとえば、うちの子供たちも

ジャーパネット、ジャパネットー。夢のジャパネットたかた~

などと、大きな声で歌っていたりすることがあるのですが、
それを聞くたびに「あぁ、やられてるな」と感じます。

このように、

何度も繰り返し聞かされて、いつの間にか頭に叩き込まれている。
そして、なぜか親近感まで感じてしまっている。

これが「単純接触効果」です。

繰り返し接するだけで好意を持ってもらえるのですから、
これほど単純な心理原則はありません。

そのため「誰にでも使えるテクニック」として、
恋愛術などにも必ず登場するものなのですが……、

その一方で、

仕組みを理解せずに安易に繰り返すことで、
「回数を重ねるたびに効果が落ちる」というケースや、

繰り返すことがかえって逆効果になり、
「激しい嫌悪感を引き起こしてしまう」というケースもあります。

あなたは、どこが間違っていると思いますか?

それは、

  • 繰り返すことによる「新奇性の喪失」と、
  • もともと嫌いなら、接触回数を増やしても逆効果

という2つのポイントです。

ひとつずつ、詳しく解説します。

同じことを繰り返されても、すぐに飽きるし興味がなくなる

あなたには、
「新しいアプリを入れたら仕事がはかどった」という経験はありませんか?
これはもちろん、新しいパソコンでも文房具でも構いません。

あるいは、

「あたらしい包丁を買ったら、キャベツの千切りが楽しくて仕方がない」
そういった経験はありませんか?

このように、
目新しい道具を手にすると、なんだかものすごく熱中してしまう。
これを心理学では「新奇性効果」と呼びます。

でも……、
そういった「新奇性効果」は時間の経過とともに薄らいで、いつの間にか元通り。
気が付けばいつもの自分に戻っている。

そんなケースがほとんどではないでしょうか。

これは当然ですよね。
最初はいくら目新しかった道具でも、
時間がたつにつれて、必ず「新奇性」は失われていくわけですから。

これが「新奇性の喪失」です。

たとえば我が家では、
子供たちが楽しく勉強できるように、タブレット型の教材を使わせています。

新しいタブレットが届いたときの、子供たちの瞳の輝きと、
おそろしいほどの集中力には、本当に感心したものです。

でも、やっぱりそんなのは最初だけ。

そのうちタブレットは部屋の隅に追いやられて、
私や妻から「充電くらいしなさい!」と怒られる始末です。

ところが教材会社も、そこはよく理解しているようで、
月が替わるたびに、

チャレンジ8月号では、
 きみにすばらしいアプリをプレゼントするよ!

などというメッセージが届きます。

すると再び、子供たちの瞳に光が戻ってきます。
頑張って課題をクリアしたら、面白そうなアプリがもらえる、と
再びタブレット教材に向かい始めるのです。

つまり、
なにが言いたいかというと、

アフィリエイトで「単純接触効果」を狙っていくためには、
「新奇性」が失われように「飽きさせない工夫」が必要だ、ということです。

テレビCMの短いフレーズならまだしも、

絶えず新しい情報を求めている読者に対して、
いつも同じ言葉を繰り返すだけでは、すぐに飽きられてしまうということなのです。

同じメッセージを繰り返し伝えるには、
言葉を変えて、表現を変えて繰り返すのです。

主張に対する「理由」や「具体例」なども、
そのつど新しいものが準備できればそれに越したことはありません。

そうやって、飽きさせない工夫をしながら、何度も何度も繰り返す。

これが「単純接触効果」の正しい使い方です。

そもそも嫌いなら、いくら繰り返されても好きにはならない

「単純接触効果」の2番目の注意点は、
「そもそも嫌いなら、いくら繰り返されても好きにはならない」という点です。

これを理解せずにメルマガを送り続けてくるアフィリエイターの多いこと。

そもそも、

人間は、初対面の人に対して必ず警戒心を持つものですが、
それを解きほぐすのに有効なのが「単純接触効果」です。

でも、「警戒心が消える」ということと「仲良くなる」ということは、
全く別の次元の問題のはずです。

あなたも思い出してみてください。

中学や高校に通っていたころ、
同じクラスで毎日顔を合わせる子たちは、全員が友達でしたか?
そんなわけ、ないですよね。

つまり、

繰り返して接するだけで親近感が沸いてくるという「単純接触効果」には、
それだけで友達が作れるほどの力はない、ということなのです。

言い換えると、こうなります。

「単純接触効果」は、
好き嫌いという感情が沸く「前の段階」に働く心理効果

だということです。

つまり「単純接触効果」には、
その単体だけでは、好きという感情までを引き起こす力はないのです。

あくまでも、「好意」や「親近感」を持ってもらうことのできるコンテンツがあり、
それを何度も繰り返して伝えることで、その効果を2倍3倍に高めてくれるのが
「単純接触効果」だと思ってください。

そうすることで、あなたへの好意や親近感が2倍3倍と高まってくるのです。

そのため、
まだ好きになってもらえていないのに、しつこく売り込みメールを送り続けても、
逆に嫌われる可能性は十分にあるということです。

その場合は、嫌悪感が2倍3倍と高まっていきます。

そうならないためにも、
まずは、読者に対して「好意を持ってもらう」ことのできるコンテンツを作ることが
重要なのです。

そして、それを繰り返し伝えることで、その効果が2倍3倍と膨らんでいく。
これが「単純接触効果」の力です。

この「心理学アフィリエイト」の講座でも、
「読み手に好意を持たせる」というところから解説しているはずです。

読者に対して、あなたへの好意を持たせるためには、
まず、読者の心を動かさなくてはなりません。

では、人はどんな時に心が動くのでしょうか。

それは、

  • 相手の心に触れたときに、人は心が動く

ということです。

あなたの心、
つまり「あなた自身の言葉」に触れたときに、読者の心は動くのです。

だからこそ先にあなたの方から、自分自身の言葉で、
「ねぎらいの言葉」「尊敬の言葉」「読者を肯定する言葉」などを伝えていくのです。

そして、それを繰り返し伝えていく。

そうすることで、あなたへの「好意」も2倍3倍と高まっていく。
これが「単純接触効果」の正しい使い方なのです。

間違っても、
一方的に売り込みメールを送り付けるような方法でも、
それを何度も何度も繰り返せば「親近感」が沸くだろう、といった勘違いだけは
しないように気を付けてください。

一番伝えたいことを、表現を変えながら繰り返し伝える

「単純接触効果」は、
アフィリエイトの様々な局面で使うことができます。

それは、

  • 読み手に「好意」や「親近感」を持たせる
  • あなたの主張を「理解」させ「納得」させる
  • 読者が行動を起こしやすいように背中を押す

といった各段階です。

先ほどの説明では、
「好意を持たせる心理術」という面から説明しましたが、

あなたの主張を理解させ納得させるという「説得の段階」でも、
「単純接触効果」は非常に有効です。

大切なことは、

  • 今の段階で最も伝えたいことは何か?
  • それを表現を変えながら何度でも繰り返していく

という2点です。

こういったことを何度も繰り返すことで、

より一層あなたへの「好意」や「親近感」が増していきますし、
より一層あなたの主張に対する「理解度」が増していくのです。

そしてそれが、あなたに対する「確固とした信頼感」へとつながります。

読者との信頼関係を築くことができれば、
アフィリエイトで成果をだすのは、面白いほど簡単です。

テレビCMのフレーズが頭から離れないのと同じように、
あなたからのメッセージを忘れることができなくなる。

これが「単純接触効果」の威力です。

ぜひ、存分に使いこなせるようになってください。
 

いろは堂でした。

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