いろは堂です。

人間の心理を応用してアフィリエイトで稼ぎたいと考える場合、
絶対に理解しておかなければならないのが「返報性の法則」です。

人に何かをしてもらったら、お返しをしなくちゃ、という気持ちになる。

そんな誰にでもある心理原則を利用して、
とてつもない成約率を上げることができるのが、返報性の法則です。

返報性の法則:受け取ってばかりの人は嫌われる

「返報性の原則」については、
無機質なサイトをひたすら量産するだけのアフィリエイト手法なら、
それほど意識する必要はありません。

でも、あなたが運営するブログやメルマガなどで、
自分の書きたいことを自由にのびのび書きながら、確実に稼いでいきたいのなら、
この「返報性の法則」だけは、しっかりと理解してください。

【返報性の法則】

人は、誰かに何かをしてもらうと、
お返しをしなければならない気持ちになるという心理原則です。

別に難しい言葉を使わなくても、
こんな気持ちは誰にでもあると思いますし、
気づかないうちに、あなたも必ず経験していることだと思います。

プレゼントをもらったら、なにかお返しをしなくちゃと思いますし、
親切にされたら、そのうち恩を返そうという気持ちになるはずです。

また、

必要のないものを買ってしまうのがイヤだから、
試食を勧められても断ってしまう。

これも根本にあるのは、
試食を食べたら、買わなくちゃいけない気になる、という返報性の法則です。

そしてこれらは、ほとんど無意識のうちに反応してしまう心理現象だということが、
数多くの心理実験で証明されています。

また逆に、そうでなければ、人は社会で生きていけません。

「あいつはいつも受け取ってばかりだ。」
「何かしてあげても、ありがとうの一言もない。」
「やってもらって当然だとでも思っているのか?」

そんな人は、そのうち必ず、多くの人から嫌悪の目で見られるようになり、
社会でうまく生きていくことが出来なくなってしまいます。

だからこそ、私たちは、
子供のころから「きちんとお礼を言いなさい」とか、
「何かしてもらったら、お返しをするようにしなさい」と厳しく教えられるのです。

実際、我が家の場合でも、
子どもがきちんと「ありがとう」と言えた時には、
これ以上ないくらいに褒めちぎって接してきました。

それが功を奏したのかどうか分かりませんが、
今ではごく自然に「ありがとう」という言葉が出てくる、素敵な子どもに育っています。

つまり、

返報性の法則とは、私たちが子供のころから叩き込まれた、
「人間らしさ」とも言い換えることができるのです。

で、それを、どうアフィリエイトに応用するの?

この「返報性の原則」ですが、
私が推奨しているアフィリエイト手法では、この人間心理を、
決して悪用せずに、真っ当な形で応用していきます。

まず、
最初は見返りを求めずに、読者に対して無償で情報を提供していきます。

それはブログの記事であれ、メルマガの記事であれ、
無料レポートのような形であっても構いません。

そして、それを読み、ゆっくりとあなたを信頼するようになった読者なら、
あなたの声には率先して耳を傾けるようになりますから、
あなたは、驚くほどの成約率を叩き出すことができるようになるのです。

……ただ、いきなりこう書くと、

なんだか、ものすごく価値のある情報を提供できないと、
お客さんの信頼が得られないし、成果にも結びつかないんでしょ?と
思われるかもしれません。

「むずかしそう……。」と尻込みしてしまうかもしれませんね。

でも、結論から言うと、そんなことは全然ありません。

もっと肩の力を抜いて、
もっと、あなたが、本当に楽しみながら実践していく方法は、
いくらでもあるのです。

その一例が、「好意」を与える返報性のテクニックです。

好意の返報性。好意には好意で返したいという気持ちを利用する

返報性の法則といっても、実は色々なバリエーションがあります。
そのひとつが「好意の返報性」と呼ばれるものです。

たとえば、あなたが、それほど権威のある人間でなくても、
読み手があなたに「好意」を感じてくれさえすれば、
あなたの声に耳を傾けてしまいたくなります。

信頼とか、尊敬とか、
そんな仰々しいものでなくても大丈夫だということです。

では、読者に「好意」を感じてもらうには、どうしたらいいでしょうか。

それはやはり、
こちらから先に、読み手に対して好意を伝えることなのです。

たとえば、

  • 読み手をねぎらう
  • 読み手に感謝する
  • 読み手を尊敬する・認める

こういった当たり前のことを徹底するということなのです。

あなたは読者をねぎらっていますか?
感謝していますか?

ブログの最初のあいさつで、
「毎日忙しくて大変なのに、このページを開いてくださってありがとうございます。」と、
きちんと伝えるだけでも、読み手は少なからず好意を抱いてくれます。

また、長い文章を読んでもらうのなら、その文章中のどこかに、
「ここまで読んでくださって、ありがとうございます。」と、
心からの感謝の気持ちを添えれば、読み手は好意をもって返してくれます。

そして、

読み手を尊敬し、褒めること。
あなたは素晴らしい人です、と認めること。

たとえそれがお世辞だと分かっていても、
自分の「性格」や「人間性」を褒められて、うれしくない人など存在しません。

少なくとも、「なんか、ほめられちゃった」と気には留めてくれるはずです。

ただ、読み手を「認める」「尊敬する」といったようなことを書くと、
なんだか自己啓発本のような、マインドの話のような感じになってしまいます。

でも、実際のところは、もっと実践的です。

ちょっと例を挙げてみましょう。

ヒトラーの演説にみる、好意の返報性

ちょっと極端な例になりますが、ナチス・ドイツ時代に、
民衆から圧倒的な支持を得ていた、アドルフ・ヒトラーという独裁者がいました。

もちろん、彼の行った政策を肯定するわけではないのですが、
ヒトラーが「演説」を通じて絶大な支持を得るようになった、
その「説得の手法」については、非常に学ぶところが多いのです。

なにせ演説、つまり「言葉の力だけ」で民衆を熱狂させてしまったのです。

そのヒトラーの演説の特長のひとつに、
「好意の返報性」を存分に使いこなしていた、という点が挙げられます。

ヒトラーは演説の中で、

  • 決して国民をバカにしない
  • あなたたちは優秀な民族である
  • 悪いのはあなたではなく、社会情勢だ

ということを、繰り返し繰り返し、力強く主張し続けたのです。

あなたは素晴らしい
あなたは優秀だ
悪いのはあなたではない

もちろん、当時のドイツ人全員が素晴らしい人間だったはずはありません。
全員が素晴らしい社会なんて、存在するわけがありません。

でも、そのように力強く自分自身を肯定されることで、

当時の民衆は、ヒトラーの言うことすべてに熱狂し、
簡単に、自分以外のものに責任を転嫁してしまい、
絶大な支持をヒトラーに与えてしまったのです。

いかがでしょうか?

これが、
読み手を「認める」「肯定する」「ねぎらう」「尊敬する」ということの効果です。
これはアフィリエイトでも大きな威力を発揮します。

べつに、あなたに特別な専門知識や、ずば抜けた実績がなくても、
あなたが発した「好意」が、読み手からの「好意」になって返ってくるということが、
お分かり頂けたでしょうか。

そしてそれらは、
すべてあなたの紡ぎだす「言葉」によって、もたらされる効果なのです。

この記事のまとめ

特別な知識や、ずば抜けた実績がなくても、
人は、好意を寄せている人の言葉に耳を傾けます。

読み手に好意を与えるポイントは、

  • 読み手を認め、肯定する
  • 読み手を褒める
  • 悪いのはあなたではないと伝える

そうすることで、読者は簡単に自分以外のものに責任を転嫁して、
あなたに信頼を寄せるようになります。

 

いろは堂でした。

【追記1】
厳密にいうと「好意の返報性」という言葉は、心理学用語ではありません。
どちらかというと、恋愛テクニックの記事などで使われることが多い言葉です。
でも、誰かに好意を持つという意味では、恋愛ほど強い好意はないかもしれません。

【追記2】
人に感謝の気持ちを伝える時こそが、
実は、心の中が幸せな気持ちで満たされている時です。
うれしいと思うからこそ感謝する。そうですよね。
毎日楽しくアフィリエイトを続けるための最大の秘訣は、
感謝の気持ちを伝え続けることなのかもしれません。

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