いろは堂です。

せっかくこのページをご覧いただいているのに、誠に申し訳ないのですが、
ひとつ、お願いがあります。

この先の文章は、これ以上読まないでください。

本当にすみません。 続きは絶対に読まないでください。

そんな風に言われたら、ちょっと興味が沸いてくると思いません?
これが「カリギュラ効果」です。

「カリギュラ効果」禁止されると興味が沸くし、やりたくなる

カリギュラ効果とは、
禁止されたことは、余計にやりたくなる心理原則です。

  • 「読んじゃダメ」と言われると読みたくなるし、
  • 「見ちゃダメ」と言われると見たくなる。

そんな心理が、人間にはあります。

日本昔話では、
「私がハタを織っている間は、決して中を覗かないでください」と言われて、
おじいさんは、つい、ふすまを開けてしまいました。

ふすまを開けないにしても、禁止されると気になって仕方がなくなるものです。

これは「読み手に興味を抱かせるテクニック」として、
使わない手はありません。

でも、なぜ人は禁止されると逆に興味を持ってしまうのでしょうか?

それは、禁止されることによって、自分の自由が制限されてしまうからです。

「希少性の法則」と同じく、
人間って「制限されたものに弱い」ということなのです。

自由を制限されると、取り戻したくなる。「心理的リアクタンス」

人間には、自由な選択を制限されると、それを回復したくなる心理が働きます。
心理学では、これを「心理的リアクタンス」と呼びます。

この心理効果にもとづいて、
禁止されたことに対して、逆に興味を持ってしまうのが「カリギュラ効果」ですが、

逆のパターンとして「強制されるとやる気がなくなる」という心理もあります。

これは「強制される」あるいは「強く勧められる」ことで、
「何もしなくてもいい自由」が制限されたと感じるためです。

自由を制限されると、取り戻したくなる。
この心理原則に素直に従うと、こんな気持ちが沸いてきます。

  • 「読むな」と言われたら読みたくなるし
  • 「読め」と言われたら読む気がなくなる

これが「心理的リアクタンス」という心理効果の働きです。

以前にもどこかで書きましたが、

我が家の子供たちは、
私が「宿題しろ!」というと、心の底から嫌そうな顔をします。

これは、私が「宿題しなくてもいい自由」を制限するから、嫌そうな顔になるのです。
これから成長して反抗期になると、さらに反発の度合いが高まっていくことでしょう。

アフィリエイトも同じことです。

「読んでください」
「クリックしてください」

と、強く勧めれば勧めるほど、
読者の心理的リアクタンスは高まり、「読まなくていい自由」や
「クリックしなくていい自由」を求めるようになるということです。

そして、この心理を逆手に取るのが「カリギュラ効果」ということになります。

自由を求める気持ちを「逆手に取る」ことで興味をかき立てる

カリギュラ効果を使った有名なフレーズが、

  • 「○○な人は、読まないでください。」や、
  • 「○○以外の人は、読まないでください」

といったものです。

この記事の冒頭では、
「これ以上読まないでください」と無条件に禁止するような書き方をしましたが、

実際に多く使われているのは、
「ターゲットの人以外は読まないで」という、条件付きの制限です。

例えば、美肌のためのサイトなら、
「美しい肌に憧れないなら、これ以上読まないでください」と書くことになります。

でも、これ……、

実際のところは、美しい肌に憧れない女性は少ないと思いますし、
そういう人はそもそも、そんなページは開きません。

そのため、現実的には「意味のない制限」なのです。

ところが、これを勘違いすると、ターゲット以外の人が寄ってきます。

明らかに女性のためのサイトなのに、わざわざ「男子禁制」と書いたせいで、
かえって男性訪問者が増えて、サイトが荒らされてしまったというケースがあります。

この場合は、単に「頑張る女性のためのサイト」といった風に、
変に男性を禁止しない書き方の方がよかったのです。

ヘタに禁止してしまったから、
本来なら来て欲しくない男性訪問者が「自由を求めて」集まってきたのです。

このように、良くも悪くも、
カリギュラ効果には、人間の感覚に働きかける強力な力があるということです。

「意味のない制限」または「全面的な禁止」の方が効果あり

少し話がそれましたが、
「○○な人は、~しないでください。」と対象を限定する場合、
実質的には意味のない限定で十分だし、それでも効果があるということです。

たとえば、

  • 「自由な暮らしに興味がない人は、立ち入り禁止」
  • 「幸せな生活に憧れないのなら、これ以上読まないでください」

こんな意味のない禁止でも、
「立ち入り禁止」や「読まないでください」といった言葉に対して、
人間は条件反射的に反応してしまうのです。

また、いっさい対象を限定せずに、
「全面的に禁止」してしまうという方法もあります。

この場合は、記事の本文中に使う方が効果があります。

たとえば、興味を持って読み進めていた記事中に、
「今はまだ、クリックしないでください」と書かれていたら、どう思います?

普通は、言われた通りにクリックするのを待つと思います。

でもその代わり、続きがちょっと気になりますよね。

こんな風に、あえて「やって欲しいことを禁止する」ということで、
興味をかき立てることができるのが「カリギュラ効果」です。

強引に「押して押して押しまくる」ばかりではなく、

「いいか?押すなよ?絶対に押すなよ。絶対だぞ、押すなよ??」
というテクニックを、使いこなしてみてください。
 

いろは堂

>いろは堂のアフィリエイト講座、記事一覧はこちら
(興味のある方以外は、クリックしないでください。)