いろは堂です。

読み手に興味を持たせ、記事を読ませるテクニックとして、
「希少性をアピールする」という手法があります。

人間には、いつでも手に入るものより、
「残り少ないもの」や「急がないと手に入らなくなってしまうもの」に興味を持ち、
高く評価するという心理があるためです。

そしてこの心理のことを「希少性の法則」と呼びます。

このテクニックは、
主に「最後のもうひと押し」として使われることが多いのですが、

文章を読ませる前の段階で、訪問者に興味や関心を持たせる場合にも
十分な効果を発揮します。

「記事タイトル」「冒頭の3行」「記事中の各見出し」といった、
訪問者が最初に目にする場所に、このような希少性を訴えるフレーズを盛り込んで、
読み手の興味をひいてください。

「失いたくない」「チャンスを逃したくない」という心理を煽る

希少性の法則を利用したものには、「残りわずか」とか、
「本日限定」といったように、「数量」や「期間」を限定するのものが多く、
あなたも必ず、どこかで目にしたことがあるはずです。

どこにでも使われている分、ベタな手法のように思えますが、
それでもやはり「限定されると興味がわく」、これが人間の心理です。

「この機会を失うと、手に入れることができなくなる」

こういった状況に人間は弱いのです。

つまり、
これは要するに、以前の記事で解説した「損失回避の原則」の応用なのです。

【損失回避の法則】
人は「何かを得たい」という欲求よりも、
「失いたくない」という欲求の方が強いという心理原則です。

失いたくない、チャンスを逃したくない、そういった心理を煽っていくのが
希少性の法則を使った心理テクニックだと思ってください。

ただ、アフィリエイターの場合、
こちらから意図的に希少性を演出するのは難しくないか?

あなたはそう思われるかもしれません。

確かに、「販売数量」や「販売期間」といったものは、
一見、販売者さんがすべてコントロールしているように感じますので、
こちらから「希少性」を演出するのは難しそうに感じます。

でも、安心してください。

アフィリエイターの側で「希少性」を演出するのは、
決して難しいことではないのです。

希少性は意図的に作ることができる

もちろん、あなたが紹介しようとする商品が、
「販売終了まで、あと7日」といった期限を謳っていたり、
「先着100名様のみ」と無料モニターを募集している場合もあります。

そんな時は、ここぞとばかりに、
このチャンスを逃すと、もう手に入らないということを指摘して、
「失うことの恐怖」を煽ってください。

でも、そんな期間限定の情報ばかり追いかけていくのは、正直つかれます。
少なくとも、それをビジネスのメインにするのはお勧めできません。

そこで、それ以外の方法をご紹介します。

そもそも、ネットビジネスで希少性の法則を応用する場合、

  • 「数量」を限定する
  • 「期間」を限定する
  • 「情報」を限定する

という3つのパターンがあります。

「数量」や「期間」を限定する手法は、非常に多く使われていますが、
注目してほしいのは「情報の限定」です。

情報そのものに、制限を加える。

たとえば、

これは、あなただけに伝える話なんですが……。」と言われたら、
興味が沸いてきませんか?

これはちょっと内緒にしておいてほしいんですけど……。」と言われたら、
「え?なになに??」と思いませんか?

このように
「どこででも手に入る情報ではない」という具合に、情報に制限を加えるのです。

これならアフィリエイターでも、自由自在に希少性を演出できます。

「このサイトを見た人限定の情報です」
「まだ一般公開されていない情報です」
「メルマガ読者にしか伝えていなかった情報です」

少し考えれば、いくらでも出てくるはずです。

こういった希少性をアピールするフレーズを「記事中の見出し」に入れるだけで、
「ん?なにそれ?」と感じる訪問者は、決して少なくありません。

使わない手はないと思いませんか?

ただし、注意点があります

このように、人間の直感に訴える「希少性の法則」ですが、
大切な注意点があります。

それは、

「なぜ、ここだけの話なのか?」
「なぜ、数量限定なのか?」
「なぜ、あと7日で販売終了なのか?」

といった具合に、

なぜ限定なのかの「理由」をきちんと伝える必要がある、ということです。

逆に、理由も添えずにただ「限定情報!」といったところで、だれも信じてくれません。

「いやいや、信じられないし。胡散臭いなぁ。」と、
希少性そのものを納得できなければ、はっきり言って逆効果です。

そのため、
希少性をアピールする場合は、訪問者が納得する理由を添えることが大切です。

また、それはどんなものでも構いません。
「理由がある」というだけで、説得力が増すのです。

ちゃんと理由があっての限定情報なんだ、と訪問者に感じさせることができれば、
「それなら読まなきゃ」と、訪問者は自発的に記事を読み始めてくれます。

これは有名な例ですが、

あるスーパーの店員が、商品を仕入れる際に、
本来の10倍もの個数を間違って発注してしまったことがありました。

そして入荷されてきた、膨大な量の在庫をみて、
店長は、このようなポップを店内に掲示したのです。

「間違えて10倍の個数を発注してしまったので、
在庫処分のため、本日に限り、半額にてご奉仕いたします。」

すると、ものの数時間で、
途方もないくらいの量の在庫が、あっという間に、すべて売れてしまったのです。

でも、これが単に「本日限りの半額奉仕!」と書いていただけならば、
こんなにあっさり売れなかったはずです。

このケースでは、店長さんの書いたポップに、
「なぜ今日だけ半額なのか」ということに対しての「明確な理由」がありました。

だからこそ、お客さんたちは飛びつくように商品を買い漁っていった。
これが、理由を添えた「希少性の法則」の力なのです。

とはいえ、

こんなに明確な理由が、いつでも準備できるわけではありません。

そのため、私たちアフィリエイターが実践する場合は、
「多少こじつけでもよいので、理由を添える」という程度で十分です。

秘匿性を守りたいので、ここだけの情報です。

こんな矛盾しているような理由でも、
「理由が添えられている」ということだけで、説得力が違います。

人間って、理由を求める生き物ですから。
納得したうえで行動したい、これも人間の心理です。

希少性の法則は、あまり多用しすぎると胡散臭くなってしまう場合がありますが、
ポイントを押さえて、「ここぞ!」という場所に使ってみてください。

あなたの想像以上の効果を発揮するはずです。
 

いろは堂

> いろは堂のブログ講座、記事一覧はこちら